誕生日忘れたと言えば、今月の娘。物語ALIVE!です。高橋さんのときもそんなことどうでも良くなるような突発的な事件が起これば泣かずにすんだ?

藤本美貴ドキみきNightで年末年始に2003年藤本さんが参加した曲で一年を振り返りという企画をやっていて、そのリストを基に聴いてみるがこれがみごとにお気に入りの曲ばかりで驚く。ぼくはミキティが大好きなのか。そうなのか。

芥川賞のお二人はホントに頑張ってほしいと思います。こんな形で話題になるのは当人達にとっては迷惑千万なんだろうけれど、これで普段小説なんか全く読まないような人が(ぼくを含め)読んでみようという気になることがムーブメントのきっかけになれば。過去の例では芥川賞では石原慎太郎開高健大江健三郎なんかが獲ったあたりがそうだし、直木賞では五木寛之野坂昭如井上ひさしの頃など。小説を書くことが商売になるのかどうかが怪しい昨今、波を起こしていく事が食い扶持を稼ぐためにも必要になるんじゃないかな。そういう意味では、直木賞は位置づけが微妙だなあ。今回獲ったからといって今から京極夏彦江國香織を読み始める人はいるのかな?もうお二人ともとっくに地位なり名なりを築きあげている人で、今読んでいない人がこれから読み出すとは思えないんだけど…。まあ、それはそれ。

足りないのはこのまま過ぎてはジャンルそのものが消えてしまうという危機感か。明るいイデオンの精神が必要なのか。この辺詳細は後日?

今週行ったコンサート、「オーケストラ・アンサンブル金沢 ニューイヤーコンサート2004in長野」 正直そこまで期待していなかったコンサートなんですが楽しめた。オーケストラは温かみがあるいいブレンドの音色。ソプラノのメラニー・ホリディも最初のほうこそ固めな声だったものの、進むにつれて伸びも良くなっていい感じ。オケの柔らかさがこの手のウィーンスタイルのニューイヤーコンサートにしっくりと来ていた。アンサンブル金沢はメンバーの指向がかなり統制が取れていてさすがの一言。ただ、それゆえ「雷鳴と電光」あたりではもっとガツンと来る強さ、逸脱もほしかったかな。その意味では歌い手に引っ張られて力の閃きが見られたラストの「ハイア、ハイア、山こそわが故郷」がこのコンサートの白眉だったと思う。会場は七割くらいの埋まりようだったけど、良いコンサートでした。この手のコンサートはパンフレットにも言われているように、まあ、おせち料理のようなものでとりあえずお気軽にさくっと楽しめればきっとそれでよいのでしょう。あ、楽しめたと言えばメラニーの衣装。初っ端にショッキングピンクのまぶしいドレスで出てきたかと思えば、お色直しでブギートレインの藤本さんのスカート丈が長くなったようなグリーンの衣装、締めは真っ赤なドレスとまさに眼にも清かな絢爛ぷり。

さて、その帰りに本屋さんで見つけたDVD「白いTOKYO」。早速視聴してみるけど、過剰だなあ。何が? そう、矢口さんが。ワンショットのカメラアピール、ダンスのキレ、歌い口、終いには年齢とあらゆる点で良くも悪くもその過剰さが周りのキッズ達から浮いている。まあ、キッズ達はその姿を見てきっと何かを汲み取って今後の芸能生活の糧にするんでしょう、そう信じて。あと、辻加護さんを筆頭にするモーニングを見慣れていると、メイキングにおけるキッズ達がテンション低いように見えるけどきっとこれが普通なんだろうな。その意味でも辻さん加護さんは偉大だなあ。

マイケルの裁判映像は面白くてしょうがないな。ある意味、エンタテインメントの神が降りている。